【ニュース】 TRASTA、ジェスチャによるホテル客室のIoT家電・家具操作のシステムを共同開発、2019年を目途に同社のホテルで一部導入予定 大阪府大阪市

2018.08.24
株式会社TRASTA(東京都渋谷区、木地貴雄代表)は、ジェスチャ(モーションキャプチャー)によるホテル客室のIoT家電・家具操作のシステムを創価大学理工学部助教の池城和夫氏と共同開発した。

同システムは、客室に設置したセンサーで宿泊客の動作を検知し、ジェスチャ(モーションキャプチャ)でテレビ・照明・カーテンなどの家電・家具操作を行うもの。
8月29日にオープンする「STAY in the City AMEMURA」(大阪市中央区)の客室で、手ぶり動作(モーションキャプチャ)によるIoT家電・家具操作システムの実証実験を行った。

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特定の操作方法としては、照明に向かって左手で指を指す動作をすることで照明が点灯、右手を握ってバツを描くことにより照明が消灯する。
また右手でジェスチャの指示を送り、チャンネルの選定や、音量の上げ下げ、メニューの開閉も可能。
ジェスチャでの家電操作が可能になることで、部屋の照明スイッチを入れるためにソファーやベッドから立ち上がることなく操作が可能になるという。

2019年を目途に同社が運営するホテルの一部客室で導入予定で、20店舗以上のホテルに随時展開していく予定としている。

なお、8月29日オープン予定の「STAY in the City AMEMURA」は、同社「STAY」ブランドの第1店舗目。
増加する訪日外国人観光客や国内旅行客をターゲットとした複合型ホテルとして、客室タイプはドミトリー・ツイン・ファミリー・テラス付き4ベッドルームなどを設定、1階・2階には飲食店としてテイクアウトが可能なサンドイッチ店・ベトナム料理店・スナックなどが出店する。
所在地は大阪市中央区西心斎橋2-18-15、交通は大阪メトロ御堂筋線「心斎橋」駅より徒歩7分、同「なんば」駅より徒歩10分、四つ橋線「四ツ橋」駅より徒歩5分。
客室数は全18室96床。