【ニュース】 野村不動産、「福島駅東口第一種市街地再開発事業」の事業協力者に決定、福島駅前で住宅商業施設等を複合再開発 福島県福島市

2018.05.14
野村不動産株式会社(東京都新宿区、宮嶋誠一社長)は5月11日、JR東北新幹線・東北本線「福島」駅前(福島県福島市)で市街地再開発事業の検討を進めている福島駅東口市街地再開発準備組合(塚原洋一理事長)と協定書を締結、「福島駅東口市街地再開発事業」に参画すると発表した。

同地区は、商業・業務・行政等の都市機能が集積するJR東北本線「福島」駅東口の一画。
福島市が定める「都市マスタープラン」では、都市基盤の整備や土地の高度利用を促進し、商業・業務・文化・まちなか居住等の都市機能の充実と交流人口の拡大を図るべき地区に位置付けられている。

また同地区は、福島市内の賑わいの軸である商店街(駅前通り)に面し、福島県庁が付近に位置するなど、交通と賑わいの拠点であるほか、行政の中心地としての立地特性を有している。
さらに、隣接地では福島県立医科大学が、2021年4月(予定)の「保健科学部(仮称)」開校に向けて準備を進めているという。


同地区では、駅前活性化のための都市機能の再構築、福島の個性と魅力を発信する交流拠点づくりを検討するため、平成30年4月に市街地再開発準備組合が設立された。
今後は都市計画決定を経て、早期の本組合設立を支援する。
施行区域や施設用途・規模などは、今後、権利者や行政などと協議し、「福島」駅前という優れた立地特性にふさわしい適切な高度利用及び都市機能の充実を図る。

同社は、デベロッパーとして培った街づくりのノウハウを活用、震災復興の一助を目指し、権利者や行政などと共に、福島駅前の新たなランドマークとなる街づくりに協力していくとしている。

「福島駅東口市街地再開発事業」の所在地は福島県福島市栄町5,8,9,10、交通はJR東北新幹線・東北本線「福島」駅徒歩1分。
施行区域面積は約1.3ha。