【ニュース】 アマネク、別府市駅前でホテル開発用地を取得、宿泊特化型リゾートホテル「ホテルアマネク別府(仮称)」を2020年春に開業予定 大分県別府市

2018.05.10
株式会社アマネク(東京都中央区、安達禎文代表)は5月9日、別府市駅前本町でホテル開発用地を取得、宿泊特化型リゾートホテルを建設すると発表した。
自社ブランド「ホテルアマネク別府(仮称)」として2020年春に開業する予定。

別府市は、毎年800万人が訪れる観光都市であると同時に、大分県第二の都市。
駅前エリアには、「安くて美味しい店」から「高級店」まで数多くの飲食店や娯楽施設が集まっているという。

同社は、宿泊者にこうした別府の魅力を存分に体験してもらうため、「快適な客室」「居心地の良い大浴場・共用空間」「地元特産物に溢れた最高の朝食」の提供に特化し、夕食を含めたその他の「楽しみ」は、全て地域に補ってもらい、結果として地域と共生していくホテルを目指す。

全体計画では、ゆとりある敷地に植栽を多く配し、外部の人も自由に往来が出来る庭園や、日帰り利用も可能な大型温浴施設・湯上り処を兼ねたコミュニティースペースなど、旅行者と地域の住民が触れ合えるような空間を用意。

客室内には全室半露天風呂(予定)を備え、地域の特色を生かした素材を使用し、華美では無いが上質で居心地の良いリゾート空間とする予定だという。

訪日外国人の観光目的が、従来の単なるモノの消費から日本文化の体験など「体験消費」に移りつつある中、同ホテルでは、単に宿泊場所の提供にとどまらず、地域とのコミュニケーションの場を提供する役割を担い、日本人・外国人観光客ともに満足度の高い施設を目指すとしている。

また、同社子会社で、ジオマーケティング・ジオロケーションサービスを提供する株式会社アマネク コミュニケーションズ(東京都中央区、小菅義和代表)と連携し、旅行者の回遊を促進するため、スマホアプリなどを通じた情報提供も予定。
地域の飲食店等の多言語化・予約サービス、クレジット決済機能が未対応な小規模飲食店への決済代行サービス等も提供する構想だという。

「ホテルアマネク別府(仮称)」の所在地は大分県別府市駅前本町830。
敷地面積は1,450㎡~(未確定)、延床面積は5,151㎡~(未確定)。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上13階建(予定)。
客室数は150室(予定)。
開業は2020年春(予定)。