【ニュース】 東京建物、西新エルモールプラリバ跡地で地下鉄「西新」駅直結の免振タワーマンション「Brillia Tower 西新」を着工 福岡県福岡市

2018.03.13
東京建物株式会社(東京都中央区、野村均社長)は3月12日、西新エルモールプラリバ跡地(福岡市早良区)で、既存建物である商業施設を減築し、高層住宅を増築する複合開発プロジェクト「西新リボーンプロジェクト」の高層住宅の名称を「Brillia(ブリリア)
Tower 西新」に決定し、着工したと発表した。
併せて、同プロジェクト計画地内の商業施設の開業を2019年秋(予定)に決定した。

「Brillia Tower 西新」は、九州初の地下鉄駅直結の免震タワーマンション。
地下2階の「西新」駅コンコースから接続するエレベーターで地上7階のエントランスホールを経て、地上8階以上の住戸までダイレクトにアプローチできることから、「天神」「博多」の各駅や「福岡空港」駅を経由し羽田空港や東京都心部まで傘を必要としないアクセスが可能となる。
また、当該エレベーターは、地上部への出入り口も兼ねており、「西新」駅のバリアフリー動線の拡充に寄与し、地域の利便性も高めるという。

20180313東京建物

建物は、地上2階~6階部分に住宅専用の自走式の屋内駐車場を整備し、その上部の住宅部分との間に免震装置を設置した中間層免震構造。
地上6階部分までの制振構造と併せ、地震発生時の揺れを低減することで、建物全体の安全性を高めている。
最上階の地上38階(地上約126m)には居住者専用の共用部となるビューラウンジやゲストルームを設置、百地浜から玄界灘、大濠公園を見下ろす眺望を楽しむことが可能。
今後は、2018年夏にゲストサロンを公開し、秋からの販売開始を予定している。

なお、同プロジェクトの計画地内の商業施設(名称未定)は2019年秋に開業予定。
地下2階の「西新」駅コンコースから商業施設を通じて地上への動線を拡充し、地下2階の食品スーパーをはじめ、食関連・生活関連のテナントを誘致することで、「西新」駅利用者の利便性を充実させるとともに、屋上には広場を新設し、地域の憩いの空間を提供するという。

「Brillia Tower 西新」の所在地は福岡市早良区西新4丁目113番(地番)、交通は福岡市営地下鉄「西新」駅より徒歩1分(駅直結)。
敷地面積は約4,200㎡、延床面積は約4万2,140㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造一部鉄骨造・地上40階地下2階建。
総戸数は306戸(事業協力者住戸20戸を含む予定)。
間取りは1LDK~4LDK。
住宅棟の竣工予定は2021年3月。