【ニュース】 大和ハウス工業、工業団地「防府テクノタウン」で初の進出企業、自動車・付属品製造のワイテックが2月に着工 山口県防府市

2017.01.24
大和ハウス工業株式会社(大阪市北区、大野直竹社長)は1月23日、同社が開発造成工事と企業誘致活動を手掛けている工業団地「防府テクノタウン」で、同工業団地初の進出企業が決定したと発表した。

同工業団地は、総事業面積(敷地面積)約14ha・販売面積約13ha。
企業の製造施設・物流施設・研究所など、事業展開に沿った大型施設をはじめ、エリア拠点の新設などが可能な団地だとしている。

今回進出が決定した企業は、自動車・付属品製造を手掛ける株式会社ワイテック(広島県海田町、山本周二代表)。
建設場所は「防府テクノタウン」内1・2号地で、敷地面積は2万9,342㎡、建物は1万6,421㎡(鉄骨造2階建)。
着工予定は2月、竣工予定は10月。
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同工業団地周辺では、6km圏内にマツダ株式会社防府工場・中関工場、株式会社ブリヂストン防府工場、協和発酵バイオ株式会社山口事業所防府などが集積。
交通網では、JR山陽本線「防府」駅まで約3.7km、山陽自動車道「防府東インター」まで約5.8kmと程近く、重要港湾「三田尻中関港」にもアクセス可能で、中国地方だけでなく近畿・四国・九州地方へもアクセスしやすい立地となっている。

また、豊富な水資源を確保できる一方、防府市ハザードマップ(高潮編)の予想高潮位よりも、建築引渡し時点で高い床面高に設計できるため、台風や高波などによる水害も回避できるとしている。

工業団地「防府テクノタウン」の所在地は山口県防府市大字新田字築地、字川筋村。
総事業面積は14万1,646.56㎡、販売面積は12万8,038.32㎡(10区画)。

なお大和ハウス工業は、山口県や防府市と連携し、同工業団地に進出する企業の福利厚生施設(住宅・寮・社宅等)の提案も行うほか、同社グループが保有する経営資源(建築物の調査、設計、施工、建物の管理・運営に関するノウハウ)などを組み合わせ、継続的に同工業団地への企業誘致活動を行っていくとしている。