【ニュース】 パソナ東北創生、「釜石ローカルベンチャープログラム」の参加者を募集、起業を通じた地域おこし 岩手県釜石市

2016.12.12
パソナグループで、「実践型ツーリズム」を通じ、東北復興地域で企業や団体の人財開発と事業開発支援を手掛ける株式会社パソナ東北創生(岩手県釜石市、戸塚絵梨子代表)は、釜石市でフィールドワークを実施、「釜石ローカルベンチャープログラム」の参加者募集を開始した。

同社が手掛けている、釜石市で起業を通じた地域おこしを行う移住・起業支援プログラム「釜石ローカルベンチャープログラム」の一環。
日程は12月17日~18日、1月28日~29日(2月にも実施予定)。
対象は、起業を通じた地域おこしに興味を持つ都市部の人材。

なお、同プログラムは、全国の8つの自治体(岩手県釜石市・岡山県西粟倉村・北海道下川町・北海道厚真町・宮城県気仙沼市・宮城県石巻市・徳島県上勝町・宮崎県日南市)が広域連携し、推進する「ローカルベンチャー推進協議会」の活動の一つ。

今回の同プログラムでは、釜石市の人や町に触れるフィールドワークや、釜石の地域資源を活かした事業アイデアを発表するローカルベンチャーサミットを実施。
サミットの入賞者は、地域おこし協力隊の制度を活用し、釜石で事業創造に向けて活動していくとしている。

フィールドワークでは、実際に釜石市に足を運び、地域特性や起業テーマ、事業創造に触れるとともに、メンターとなる地域事業者との交流を通じ、地域で暮らし、起業するイメージを膨らます。
対象は、釜石でのローカルベンチャーに関心があり、挑戦してみたいと考える都市部の人材(定員は10名)。
日程は12月17日~18日、1月28日~29日、2月にも実施予定。
訪問先は「A:仲見世商店街~リノベーションの現場~」「B:釜石大槌地方森林組合~新しい価値創造の現場~」「C:創作農家こすもす ~地域資源ブランド化の現場~」。
参加費は参加者負担1万円(上限3万円で現地までの交通費補助あ
り)。

また、「ローカルベンチャーサミット」では、釜石の地域資源を活かした事業アイデアを発表するサミットを3月18日に釜石市で開催。
1月に事業アイデアのエントリーを開始予定。
エントリーは4つの「テーマ枠」と「フリー枠」を設ける。
サミットでの入賞者には、1年200万円の起業準備期間における生活保障金を支給(釜石市に住民票を移する人が対象)。
エントリーのテーマ枠は、「商店街活性×釜石大観音仲見世」「観光・レジャー×根浜MIND」「甲子柿×こすもす」「林業・木材加工×森林組
合」。

起業に向けた釜石での活動は2017年6月より開始予定。
地域おこし協力隊の制度を活用し釜石に着任、事業創造に向けて活動開始する。
問い合わせは、釜石ローカルベンチャー事務局まで。