【ニュース】 倉吉観光マイス協会、「赤瓦」と「倉吉駅南口広場」で特産の「カニ汁」を無料提供、鳥取県中部地震の風評被害払拭へ 鳥取県倉吉市

2016.11.21
倉吉観光マイス協会(鳥取県倉吉市)は、10月の鳥取県中部地震発生から1ヶ月となる11月21日より、倉吉市の「赤瓦」と「倉吉駅南口広場」で特産の「カニ汁」の無料提供を開始する。

地震発生より1ヶ月が経過し、同市の白壁土蔵群や三朝町の三朝温泉など、県内の観光地と温泉地の店舗・旅館はほぼ通常営業を行っているが、風評被害により宿泊予約のキャンセルなどが相次ぎ、観光客が激減しているという。
20161121倉吉観光マイス協会

今回の無料提供は、地震被害の大きかった同県中部地方の人気観光地・倉吉から、「元気」情報を発信し、県全体の賑わい創出と、観光客の誘致を目的としたもの。
全5回実施予定で、第1回目は赤瓦1号館駐車場で提供。
以降は12月18日までの土曜日または日曜日(11月27日、12月3日・11日・18日)に「赤瓦1号館駐車場」または「倉吉駅南口広場」で実施し、県内の漁港から届いた新鮮なカニをまるごと煮込んだカニ汁を、毎回200杯程度振る舞うという。

同県では、11月6日に松葉がに漁が解禁。
カニが旬を迎えるこれからの季節に、より多くの人に同県に来訪してもらい、県産品を味わってもらうため、今後も積極的な情報発信を実施するとしている。