【ニュース】 JR西日本、大阪弥生会館跡地でハイクラス宿泊特化型ホテルを開発、新ブランド立ち上げへ 大阪府大阪市

2016.11.17
西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、来島達夫社長)は11月16日、跡地利用について検討を進めていた大阪弥生会館跡地(大阪市北区)で、ハイクラス宿泊特化型ホテルを開発すると発表した。

今回のホテルは、JR西日本グループ直営の新たなホテル業態・ブランドとして開発するもの。
JR西日本グループが展開するホテルには、シティホテルの「グランヴィア」、宿泊特化型ホテルの「ヴィアイン」があるが、今回の新ブランドを加え、3ブランドの構成となる。
同社では、「JR西日本グループ中期経営計画2017」で、非運輸業で事業創造分野の拡大を目指しており、ホテル事業については、今後も同社用地や市中で積極展開をすすめていくという。

なお同社では、今回の開発を期に、大都市圏に滞在するビジネスマンや個人レジャーの利用客を想定した上質な客室・空間を提供する「ハイクラス宿泊特化型ホテル」業態を立ち上げる。
宿泊特化型とすることで客室部分の面積割合を最大化し、加えて広めの客室を中心に構成することで2名以上の利用にも対応、収益の増大を目指す。
今後も市場環境を見ながら西日本エリアを中心に開発・展開を進めていき、JR西日本グループホテルの主力ブランドのひとつに育てるという。
なお、ブランド名称および具体的な施設構成やサービス内容については検討中。

大阪弥生会館跡地開発の用途はハイクラス宿泊特化型ホテル。
用地面積は約3,200㎡、延床面積は約1万4,000㎡。
施設構成は、ホテル客室約400室、レストラン施設1店舗ほか。
建物は鉄骨造・8階建て、高さ約32m。
開業時期は平成30年春(予定)。
開発主体はJR西日本不動産開発株式会社。
事業主体は株式会社ジェイアール西日本ホテル開発。