【ニュース】 大京など、入居者同士が旅行経験を通じてコミュニケーションを図れるシェアハウス「ソーシャルレジデンス上北沢」を竣工 東京都世田谷区

2016.11.11
株式会社大京(東京都渋谷区、山口陽社長)は、同社が企画・総合監修したシェアハウス「ソーシャルレジデンス上北沢」(東京都世田谷区)を
10月27日に竣工した。

同社では、高齢者住宅の推進や有効活用事業などの戦略投資を行う専門部所を2016年4月に新設、CRE(企業不動産)を戦略支援事業の一環として掲げている。
今回の同物件は、東日本電信電話株式会社が所有する土地を有効活用するCRE戦略支援事業として企画したもの。
事業化にあたっては、世田谷区と社会福祉法人とともにコンソーシアムを組成、シェアハウスと認可保育所の建設を企画・提案し、そのうちのシェアハウス部分を同社が建設した(竣工後、シェアハウスは株式会社オークハウスが運営)。
20161111大京

同社によると、日本では単身世帯が増加する中、シェアハウスは「人と人とのつながり」に価値を見出す若年層を中心に需要が伸びているという。
また世田谷区でも、待機児童数の増加と保育施設の不足が課題となっていることから、認可保育所とシェアハウスの建設により、いずれも人と人とのつながりを大切にした地域に貢献できる資産になると考えている。

今回竣工した「ソーシャルレジデンス上北沢」は、国際交流ができるシェアハウスを目指し、「WORLD TRAVELをシェアする」をコンセプトに、入居者同士が旅行経験を通じてコミュニケーションを図れる空間を設定した。
また、同社がライオンズマンションで培ってきた居住性・防犯・防災・コミュニティなどのノウハウを、同シェアハウスにも随所に取り入れた設計にしたという。

「ソーシャルレジデンス上北沢」の所在地は東京都世田谷区上北沢四丁目19番1号、交通は京王線「上北沢」駅より徒歩3分。
構造・規模は鉄骨造(枠組壁工法)・地上3階建て。
総戸数は52戸。