【ニュース】 名古屋鉄道とザイマックス、「名古屋市営地下鉄伏見駅『駅ナカ』事業」の運営事業者に決定、オープン時期は平成31年度中の予定 愛知県名古屋市

2016.10.27
名古屋鉄道株式会社(名古屋市中村区、安藤隆司社長)と不動産総合マネジメント会社の株式会社ザイマックス(東京都港区、吉本健二社長)の共同事業体は10月26日、名古屋市交通局が実施する「名古屋市営地下鉄伏見駅『駅ナカ』事業」で同局と基本協定を締結、運営事業者に決定した。

同事業体は今後、伏見駅と同駅周辺エリアの価値向上・貢献に向け、名鉄グループが持つ鉄道駅での商業施設の開発・運営ノウハウと、ザイマックスグループが持つ商業施設の企画・開発やリーシングのノウハウを融合することで、市民や利用者に愛される「駅ナカ商業施設」を目指すという。
20161027名古屋鉄道

「名古屋市営地下鉄伏見駅『駅ナカ』事業」は、同局の市バスと地下鉄の安全確保を前提とした上で、同局と運営事業者が相互に協力して駅構内のスペースに新たな商業施設を創出するというもの。
駅に賑わいを生み、市バスと地下鉄の利用者をはじめとした市民が集い、喜ばれ・愛される駅作りを目指すとともに、質の高いサービスの提供と収入の向上も目指すとしている。

同事業の開発コンセプトは、「ミチからマチへ ~ Fushimi Crossing Place」。
多彩な要素が交わる街「伏見」の玄関口を、ただ通過するだけの「ミチ」からより楽しい「マチ」へ変えるとしている。

事業対象場所は名古屋市営地下鉄伏見駅地下1階コンコース。
オープン時期は平成31年度中の予定。
延面積は約900㎡。