2016.10.04
近畿大学（大阪府東大阪市）は、10月5日～11日にあべのハルカス近鉄本店（大阪市阿倍野区）で開催される「大北海道展」で、「近大発Dr.トマト」を使用したコラボメニューを販売する。

同大学では、独自の栽培法により、甘味やうま味の強い「近大発Dr.トマト」を開発。
開催期間中は、「近大発Dr.トマト」を使用したトマトジュースと、北海道のスープカレー店「スープカレーGARAKU」とコラボした限定メニューを販売するという。


開発にあたっては、同大学農学部農業生産科学科の林孝洋教授が、ポリエステル繊維培地による研究により、作物の品質は肥料の与え方により概ね決まることを発見。
ポリエステル繊維培地における最適な肥料の与え方に、同大学バイオコークス研究所（北海道恵庭市）田中尚道教授が開発した有機質肥料と化学肥料の組み合わせを取り入れたことで、最適な肥料レシピが完成した。
栽培にあたっては、同大学が開発した肥料レシピを使用し、株式会社ニセコファーム（北海道倶知安町、古谷和之代表）の協力のもと、ポリエステル繊維培地で、甘味・うま味・コクを強く感じるトマトの栽培に成功、
「近大発Dr.トマト」と名付けたという。

販売期間は10月5日～11日の10時～20時（最終日は19時閉場）。
会場はあべのハルカス近鉄本店ウイング館9階。
販売メニューは「近大発Dr.トマトと北海道チキンのスープカレー」
（1,381円税込、各日限定100食）と「近大発Dr.トマトジュース（200ml、351円税込、各日限定200杯）。