【ニュース】 松江市と日本ユニシス、松江城と松江歴史館で「自撮りアプリ」を使用した実証実験を10月~12月に実施 島根県松江市

2016.09.15
松江市(松浦正敬市長)と日本ユニシス株式会社(東京都江東区、平岡昭良社長)は、松江城と松江歴史館との連携による新しいサービスを検討するため、「自撮りアプリ」を使用した実証実験を10月~12月に実施する。

同実証実験は、平成26年度より日本ユニシス等が実施している「メッシュ型地域ネットワークのプラットフォーム技術の研究開発」の一環として実施するもの。
ネットワーク技術を活用し、松江城と松江歴史館両方の施設に行くメリットを創造することで、観光地内での回遊性の動機付けについて評価するとしている。

実施期間中は、松江城天守閣最上階の天狗の間にいる自分を撮影する「自撮りアプリ」を一般提供。
同アプリは、松江城から約250m離れた松江歴史館に設置しているカメラを遠隔操作して天狗の間を撮影するもので、通常では撮影できないアングルの自撮り撮影が可能になるという。

アプリの一般リリースは10月からの予定だが、9月17日開催のイベント「SHIRO ZEME2016 in 国宝松江城」で限定プレ発表する。
イベント当日は、松江歴史館で先着1,000名に、自撮り写真をポストカードに加工したものを無料プレゼントする予定。
ポストカードは限定フォトフレーム付きで、データのダウンロードはできないとしている。
なお、10月からの一般リリースでは、自撮りした写真は、松江歴史館で自身のスマートフォンにダウンロードできるという(ポストカードのプレゼントは無し)。

10月~12月の実証実験期間中は、松江城天守閣天狗の間で松江歴史館方向に立ち、自身のスマートフォンで自撮りアプリを立ち上げ、シャッターボタンで撮影。
アプリの画面に画像ダウンロードのリンクが表示されたら、松江歴史館の所定の場所で自身の撮影した画像をダウンロードすることで写真が完成する。
実証実験期間は平成28年12月末まで。