【ニュース】 下田東急ホテル、開業55周年に向け約半年間休館し全館改装、2017年春にリニューアルオープン 静岡県下田市

2016.09.13
下田東急ホテル(静岡県下田市、山本貴之総支配人)は、2016年9月26日~2017年3月16日の期間休館し、全館改装を実施する(リニューアルオープンは2017年3月17日の予定)。
改装投資総額は20億円。

同ホテルは昭和37年(1962年)に開業。
海抜36mの高台に建ち、江戸時代には沖を通る船を監視する「見張り番所」があったほど眺めの良い立地で、開業当時より「美しい自然の景観」が魅力だという。

今回の改装のコンセプトは、格式の伝承を軸とした「原点回帰」。
2017年の開業55年に向け、開業当時から変わらぬ風光明媚な景色を最大限に活かしつつ、利便性を追求した空間を作り出すとしている。
20160913下田東急ホテル

改装後の客室は、夏以外のシーズンに多いシニア客が寛げる落ち着いた雰囲気へ。
高層の5・6階はオリーブグリーンとターコイズブルーをキーカラーとし、下田の自然に馴染む落ち着いた色調に統一する。

レストラン施設は1階にある日本料理と3階にあるフレンチレストランを1階に集約。
和食と洋食を同時に楽しめるスタイルを提供する。

温泉浴室は、男女入れ替え制から固定し快適に利用できるよう整備。
女性の湯上がりどころを拡張する。

改装後は、今後需要増加が予想されるアクティブシニアと、海外からの個人観光客へのアプローチを図るという。