【ニュース】 和歌山県、中国企業が申請していた商標2件「紀州伊始」「紀州」の無効を確認 和歌山県和歌山市

2016.08.23
和歌山県は8月22日、中国企業が中国国内で申請していた商標2件「紀州伊始」「紀州」の無効を確認したと発表した。

両商標は、和歌山県が申立人となり、中華人民共和国国家工商行政管理総局商標局に対し、異議申立を行っていたもの。
今回、同県の訴えが認められ、中国側の出願者からの不服申立が行われなかったことから、両商標の無効が確定した。

「紀州伊始」は、アルコール飲料(ビール以外)の商標として中国企業が申請していたもの。
一方「紀州」は、玩具・遊戯用具及び運動用具(へら竿)の商標として中国企業が申請していたものだという。

同県は引き続き、中国等での「和歌山」「紀州」についての商標の監視を継続し、類似の商標申請が発見された場合、県内関係団体と協議した上、異議申立等の対応を行うとしている。