【ニュース】 沖縄科学技術大学院大学とミサワホーム総合研究所、蒸暑地のエネルギー・水に関する共同研究を開始、持続可能なシステムを開発・構築 沖縄県恩納村

2016.01.27
沖縄科学技術大学院大学(沖縄県恩納村、ジョナサン・ドーファン学長)と株式会社ミサワホーム総合研究所(東京都杉並区、佐藤春夫代表)はこのほど、蒸暑(じょうしょ)地のエネルギー・水に関する共同研究契約を締結した。

持続可能(サステナブル)なシステムを開発・構築し、蒸暑地でもエネルギー効率が良く、快適な生活を提供する住宅を開発するのが狙い。

蒸暑地域は、日本では南九州・沖縄、さらに東南アジアをはじめとする広い地域に広がっている。
こうした地域では、高温多湿で年間を通じて気温差が小さく、低緯度の為紫外線が強く、台風の常襲があるといった課題があるという。

両者は今後、蒸暑地域でのサステナブルな暮らしにつながる技術や知識を活用することで、地球温暖化対策に寄与するとしている。

なお、同共同研究のために建設予定の実験棟は、沖縄県恩納村谷茶に位置する同大学の敷地内で今年3月末日に竣工する予定。