【ニュース】 ツヴァイ、高山市の少子化対策事業「高山市ライフデザイン支援事業」を受託、10月に「婚活ツアー」を開催 岐阜県高山市

2015.08.19
イオングループで結婚相手紹介サービス業を手掛ける株式会社ツヴァイ(東京都中央区、縣厚伸社長)はこのほど、岐阜県高山市の少子化対策事業として「高山市ライフデザイン支援事業」を受託したと発表した。

イオングループでは、イオンリテール株式会社が全国各地の郷土の味や食文化を継承する「フードアルチザン(食の匠)」活動の一環として、日本各地の生産地と連携、2012年には岐阜県と「飛騨高山・宿儺(すく
な)かぼちゃ食の匠推進協議会」を設立。
地元農家と連携する中で、未婚の農業従事者に向けた婚活のニーズが高いことから、今回の事業受託に至ったという。

同事業の目的は、結婚を希望する地元農業従事者を中心とした独身男性を対象に、結婚や家庭を持つことへの意識の向上と男女のコミュニケーション能力といった結婚に役立つスキル向上のためのセミナーを実施し、未婚化・晩婚化に歯止めをかけること。
地元および首都圏での一連のプログラムで、首都圏独身女性の地元への理解を深め、地方での結婚・移住・定住に興味を事前に喚起した上
で、10月に「婚活ツアー」を開催する。

高山市「ライフデザイン事業(プロジェクト名:ミライカレッジ飛騨高山)」では、地元での先行メンバー選出(6月に実施済み)、「宿儺かぼちゃ」の生産地である丹生川町の農家の独身男性を中心に選出した。
「宿儺かぼちゃ」は高山市丹生川町を中心に生産されており、ヘチマのような細長い独特の形にほっこりとした食味と通常のかぼちゃより強い甘味が特徴だという。

「ミライカレッジ飛騨高山~飛騨高山を満喫しナイト!in Tokyo~」(8月26日予定)では、首都圏で独身女性向けのPRイベントを開催。
先行メンバーによるワークショップでの成果を発表し、首都圏女性にアピール。
地元男性参加者紹介や高山市への移住経験者の事例紹介や、高山市長のトップセールスも実施する。

地元での一般参加者向けセミナー(9月20日予定)では、結婚や人生に役立つコミュニケーション力アップセミナーを開催、男性の魅力向上へつなげるとしている。

体験型交流ツアー(10月24日~25日予定)では、観光地をまわりながら、1泊2日のツアーを開催。
農業体験やワークショップを通じて、高山市の暮らしについての理解も深めるという。