【ニュース】 広島県、広島県移住促進セミナーを7月29日に東京で開催、商店街の空き店舗を創作活動の格好のフィールドに 広島県北広島町

2015.07.27
広島県は、移住・定住施策の一環として、地方移住や地方での活動に関心を持つ若年層等を対象としたセミナー「HIROBIROひろしまinトーキョーvol.4」を、7月29日にアーツ千代田3331(東京都千代田区)で開催する。

同セミナーは3部構成。
第1部では広島県の新たな定住対策の紹介、第2部では居住者と地元住民による「地方における創作と地域活動の可能性」の説明、第3部では自由意見交換を行う。

今回は、創作活動に取り組む芸術家やものづくりの作家が次々に集ま
り、空き店舗を活用した商店街の復活プロジェクトが始動している、県北部の山県郡(やまがたぐん)北広島町大朝地区に焦点を当てる。
第2部では、同プロジェクトを牽引する存在で同県に移住して約20年の芸術家夫妻が同町の魅力や活動内容について語るほか、地元生まれのリーダーとなっている県民と「地方における創作と地域活動の可能
性」についても語るという。

今回登壇する芸術家(木版画家)の島田夫妻は、大学卒業後、同地区に約20年前に移住し、現在も意欲的に創作活動を続けながら地域活動に取り組んでいる。

一方、同県生まれの堀田氏は、地元の家業の交通事業の傍ら、2001年のNPO法人を立ち上げて環境保全・まちづくりなど多彩な事業に取り組んでいる。
2014年には、大朝地域の芸術家や事業者を束ね、1日だけの「わさまち通り商店街プロジェクト」を企画。
現在、継続的な商店街の復活プロジェクトを計画中だという。

なお同県では、広島の地を「人生の新たな挑戦」のフィールドとして、素敵なライフスタイルを実践している人や、移住者の活躍等を同セミナーやホームページで紹介するとともに、「ひろしま暮らしサポートセンター」を東京に設置し、移住についての相談業務を行っている。

広島県移住促進セミナー「HIROBIROひろしまinトーキョーvol.4」の開催日時は7月29日の19時~21時。
会場はアーツ千代田3331(東京都千代田区外神田6丁目11-14)。
人数は40名程度。
参加方法は、あらかじめ参加者名・連絡先を電話またはE-mailで「ひろしま暮らしサポートセンター」(認定NPO法人ふるさと回帰支援センター内)へ要事前連絡。
主催は広島県。