【ニュース】 プリンスホテル、グランドプリンスホテル赤坂跡地開発計画のホテル部分「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」の施設概要を発表 東京都千代田区

2015.04.09
西武ホールディングス傘下の株式会社プリンスホテル(東京都豊島区、小林正則社長)は4月8日、同社グループの一大プロジェクト「東京ガーデンテラス(グランドプリンスホテル赤坂跡地開発計画)」内で2016年夏頃開業を予定している新たなホテル「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」の施設概要を発表した。
「東京ガーデンテラス」はオフィス・ホテル・商業施設で構成する「オフィス・ホテル棟」と、賃貸住宅の「住宅棟」の2棟を集約した複合型施設。
同ホテルは「ホテル・オフィス棟」の上層7フロア(30~36階)を占める。
高層階ならではの眺望と、機能性と快適性を追求した250の客室、日本文化の魅力を堪能できる和食のメインダイニング、イタリアンを提供するオールデイダイニングのほか、特徴の異なる2つのバー、ラウンジ、SPA&フィットネスなどを設けるという。
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フロントは最上階(36階)に設置し、宿泊客専用のロビーラウンジも設置。
35階部分には、同ホテルの象徴ともいえる2フロア吹き抜けのロビーを設置する。
2フロア分の圧倒的なスケール感のあるガラス窓からは、刻一刻と姿を変える都心の景色を万華鏡のように楽しめるという。
30階~36階に設置する客室(全250室)のデザインコンセプトは、「Levitation(浮揚感)」と「Framed Kaleidoscopic view(額縁で切り取られた万華鏡のような景色)」。
周囲を額縁のように演出し、一枚の絵のように見せる大窓には、浮揚感が感じられるデイベッドを設置(一部客室)、壁と一体化させ浮いているように感じられるデスクや棚、入浴中も景色が楽しめるようスイッチ一つで透明になるバスルームの曇りガラスなどを設置するという。
客室タイプは、「スイート」「グランドデラックス」「クラブフロア」「デラックス」の4カテゴリーに分類する。
また、35階・36階には4つの多彩なレストランとバーを設置。
いずれも直営で、プリンスホテルが培ってきた味とサービスを提供するという。
サービス面ではITを活用し、利用者の嗜好などの情報を収集・蓄積・共有することでシームレスなサービスの提供を実現するとしている。
なお、宿泊予約の開始時期は2016年1月を予定しているという。
「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町(The Prince Gallery TOKYO KIOICHO)」の所在地は東京都千代田区紀尾井町1-2(「東京ガーデンテラス」内オフィス・ホテル棟30階~36階部分)。
延床面積は2万8,700㎡。