【ニュース】 桑名市、全国で3線しか残っていないナローゲージ路線・三岐鉄道北勢線を走る「連接台車」の動画を5月より公開 三重県桑名市

2015.04.02
桑名市(伊藤徳宇市長)は、全国で3線しか残っていないナローゲージ路線のひとつ、三岐鉄道北勢線を走る車両200系(K77編成)の「連接台車」の動画を作成、5月1日より同市のホームページで公開する。
今回の動画は、同市が参画する北勢線事業運営協議会と名古屋中学校鉄道研究会との「北勢線利用促進PR会議」で出された中学生らの提案をもとに、桑名市職員が撮影したもの。
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ナローゲージとは、ゲージ(線路幅)が、国際基準軌の1,435mmよりも狭い線路のことで、日本では一般的に、JRが採用している1,067mmゲージよりも狭い、762mmゲージのことを指す。
現役で残っている国内のナローゲージ路線は北勢線のほか、内部・八王子線と黒部峡谷鉄道の3路線のみで、中でも北勢線は、ナローゲージとして日本一長い路線となっている。
連接台車とは、2台の鉄道車両の間に設置して車両をつなぐ台車のこと。
連結器が主流の日本の鉄道では小田急電鉄、江の島電鉄など一部の鉄道で採用されているのみで、非常に珍しい存在だという。