【ニュース】 東北活性化研究センター、東北圏内の社会経済調査と分析を取りまとめた「2014年度 東北圏社会経済白書」を刊行 宮城県仙台市

2015.03.10
東北圏(青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県・新潟県)の地域・産業活性化を手がける地域シンクタンクの公益財団法人東北活性化研究センター(仙台市青葉区、会長:高橋 宏明東北電力会長)は、東北圏内の社会経済調査と分析を取りまとめた「2014年度 東北圏社会経済白書」を刊行する。
同白書は、東北の社会経済の概要、東北の一次産業(農林水産業)、資料編の3部構成。
アドバイザリー会議委員によるコラムも掲載した。
自治体・大学・地域シンクタンク・経済団体等に配布する(非売品)。
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第1部「東北の社会経済の概要」では、人口・県内総生産など社会経済の主要指標について、全国との比較・経年変化を概観し、東北の現状・特徴を明らかにすると共に、2011年の東日本大震災からの復興状況にも触れた。
第2部では、今年度のトピックとして「東北の一次産業(農林水産業)」を取りあげ、中山間地農業の中規模集約複合経営、森林組合と製材工場の連携による木材自給率向上、養殖における飛躍的鮮度向上など、従来と異なるユニークな視点から提言。
第3部は資料編とし、東北圏の各種データを長期にわたる時系列で掲載した。
さらに白書の中では、6名のアドバイザリー会議委員によるコラムも掲載。
地域有力企業経営者・西井英正氏の「仙台への本社機能の誘致」や、岩手大学准教授・木下幸雄氏の「東北水田農業の経営力」など、オリジナリティの高い所論を掲載した。