【ニュース】 JR西日本と京都水族館、2016年春の「京都鉄道博物館」開業に向け「京都・梅小路地区活性化実施検討会(仮称)」を発足 京都府京都市

2015.02.20
西日本旅客鉄道株式会社と京都水族館は、京都駅から梅小路公園周辺までのエリア内に所在する企業や団体などとともに、「京都・梅小路地区活性化実施検討会(仮称)」を2月3日に発足した。
同検討会は、2016年春の「京都鉄道博物館」の開業に向け、回遊性の向上やにぎわいづくりに地域住民と一緒に取り組むというもの。
今後は様々な観点から検討を進め、京都駅から梅小路公園までのアクセスルート整備による回遊性向上や、イベントなどのにぎわいづくりを実施するとしている。


同検討会が対象とするエリアは、東西を京都駅から梅小路公園まで、南北を七条通りから東海道本線までとするエリア。
メインターゲットは三世代を含めたファミリー層とし、「お子様からシニア層まで、安心・快適に一日を楽しく過ごせるまちづくり」をビジョンに掲げた。
基本戦略は、「京都駅から梅小路公園までのエリアの一体感醸成と魅力の発信」「梅小路公園のさらなる魅力や快適性の向上」「お子様からシニア層まで安心して楽しめるルートづくり(京都駅から梅小路公園)」「環境に優しく将来に向けて成長するまちづくり」としている。
今後は、2015年春に2015年度の実施計画を策定、2015年秋以降に個別の施策を順次実施するとしている(具体的なスケジュールは今後の「京都・梅小路地区活性化実施検討会(仮称)」で決定)。
「京都・梅小路地区活性化実施検討会(仮称)」の体制は、代表が西日本旅客鉄道株式会社執行役員近畿統括本部京都支社長・藏原潮氏、副代表が京都水族館・三坂伸也氏(オリックス水族館株式会社 取締役社長)。
なお京都市では、2014年6月より「京都市下京区西部エリア活性化将来構想策定委員会」を設置、「京都駅西部エリア活性化将来構想」の検討を進めている。
構想に掲げる具体的な事業の実施にあたっては、同検討会と連携しながら取り組みを進めていきたいという。