【ニュース】 岡部、下妻市に新工場を建設し千葉工場を段階的に移転、耐震・免震製品を製造 茨城県下妻市

2014.11.13
構造機材製品の製造を手掛ける岡部株式会社(東京都墨田区、廣渡眞社長)は11月12日、下妻市に新たに工場用地を取得し、新工場を建設すると発表した。
稼働開始は2016年1月の予定。
同社の主力工場は現在、久喜工場(敷地面積約4万4,000㎡)、千葉工場(同約2万㎡)、京都工場(同約2万㎡)の3工場。
今回の発表では、新たに茨城工場(仮称、約8万3,000㎡)を新設し、生産設備の一部を千葉工場から移設すると同時に新規設備を増設し、千葉工場は段階的に閉鎖する予定としている。
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稼働開始後は、今後一層の需要が見込まれる耐震・免震製品を中心とした構造機材製品を製造する予定。
当面は第一期工事として、敷地の約半分を使って工場棟と事務棟を建設、設備の新設とあわせて千葉工場の生産機能を吸収するかたちで発足する。
これにより、生産能力は現在の千葉工場の1.5倍程度となる見込みで、現在千葉工場の敷地内に併設している構造実験棟は当面は現状のままとする。
第二期工事では、需要動向等を勘案しつつ、工場棟と事務棟を増設するほか、総合実験センターを建設し、現在の構造実験棟の機能を吸収する計画だという。
茨城工場(仮称)の所在地は茨城県下妻市半谷字光ヶ丘1100番1(つくば下妻第二工業団地)。
敷地面積は8万2,946㎡、工場棟床面積は1万8,334㎡、事務棟床面積は1,254㎡。
総投資額は約65億円。