【ニュース】 京都橘大学など、公営住宅の空き住戸に学生がルームシェアで居住、全国初の地域活性化事業を開始 京都府京都市

2014.11.11
京都市都市計画局住宅室住宅管理課はこのほど、京都橘大学が市営住宅(醍醐中山団地)の空き住戸を活用し、学生がルームシェア形式で居住することにより、地域の活性化を目指す取組を平成27年4月より開始すると発表した。
今回の取組は、大学が窓口となり、公営住宅の空き住戸に学生がルームシェアで居住、大学が団地内に地域と連携する拠点となる施設を設置し運営を行うという、2つの点で全国初となる地域活性化事業。


同事業では、学生が住民として地域の活動に参加し、大学が団地内に地域と連携する拠点となる「地域連携センター」の分室を設置・運営、子育て世帯や高齢者の支援等を行うことにより、地域の活性化を目指す。
これにより、団地にとっては、学生が自治会活動に参加することで地域コミュニティの活性化が図られるほか、大学にとっては学生に対し実践的な社会経験を積む場を提供することができるようになるとしている。
具体的な支援活動については、大学と団地が協議しながら決定していく予定だという。
大学が活用する空き住戸は、醍醐中山団地(京都市伏見区醍醐中山町39番地2)第11棟親子ペア住宅8室。
今後は、平成26年11月に住戸の改修工事着工(京都橘大学が実施)、平成27年4月に学生の入居及び地域連携センター分室の運営開始を予定している。