【ニュース】 太陽の森 ディマシオ美術館、「コスプレ」とのコラボイベントなどを開催、Twitterでのつぶやきで参加者0人が153人に 北海道新冠町

2014.11.04
超ローカル型美術館「太陽の森 ディマシオ美術館」(北海道新冠町)はこのほど、9月~10月にかけて実施した、「コスプレ」「音楽アーティスト」「フード」を取り入れた様々なコラボイベントの開催報告を発表した。
同美術館は、新千歳空港から車で1時間以上を要する、北海道・新冠町に佇む「超ローカル型美術館」。
フランスが生んだ鬼才ジェラール・ディマシオ氏の大作「世界最大の油彩画」を一番の目玉展示としている。
コスプレとのコラボイベントでは、世界最大の油彩画を取り囲む鏡張りの中心で撮影を実施。
コスプレの非日常感と相まって、幻想的な風景を作り出したという。


10月18日に開催した「コスプレイベント Cherry a GO!」には、153名(一般来館者含む)が来館した。
しかし、開催4日前の時点での参加予定者は0人、「超ローカル」が要因となった参加者不在の事態に、開催が危ぶまれる状況だったという。
こうした中、ニコニコ動画で活躍する「ヲタケン」氏が、Twitterで「田舎の美術館で開催されるコスプレイベントに人が来ない、まだ0人!助けて!」と、つぶやいたことが話題となり、同美術館のHPへのアクセス数が過去最高を記録。
ネット上の情報拡散から4日後には無事に参加者が集まり、イベントが開催された。
また、9月~10月にかけて開催された「2014秋の芸術&音楽祭」では、4組のアーティストが10日間に渡り、コンサートを開催。
チェロアンサンブル「ユイット」、ソロギター「門馬由哉」、ソロアコースティックギター「谷本光」、南米ペルーアンデス民族楽器「ソルナシエンテ ブラウリオ・ボザ」の特色あるアーティスト(敬称略)が、幻想的な雰囲気の中、1,500名以上の来場者を楽しませた。
その他、9月28日には「秋の収穫祭」と題し、北海道の地元料理を扱う「あま屋」を招き、フードイベントを開催。
旬の食材やホエー放牧豚、黒毛和牛、山菜、前浜で水揚げされる新鮮な魚貝を提供した。
なお今後は、「門馬瑠依 コンサート 北海道&東北 Tour 2014」を11月27日14時より開催する予定。
「Moon River」「Route 66」「Fly me to the moon」など、ジャズやポップスの名曲をカバーするという。
太陽の森 ディマシオ美術館の所在地は北海道新冠郡新冠町字太陽204-5。
美術館開館日は、4月1日~11月30日は無休(冬季12月~3月は土日祝日のみ営業)。
開館時間は9時30分~18時・最終入館受付は17時30分、12月は10時~16時。