【ニュース】 京都市など、「京都市次世代環境配慮型住宅~エコリノベーション・京町家~」が完成、8月30日より一般公開開始 京都府京都市

2014.08.19
京都市産業観光局新産業振興室はこのほど、京都市次世代環境配慮型住宅エネルギー実証協議会が「次世代環境配慮型住宅~エコリノベーション・京町家~」(京都市下京区)を完成、8月30日~平成27年1月30日の指定日に一般公開すると発表した。
同住宅は、省エネ・創エネ等の最新設備と、自然を活かす京町家の知恵や工夫、現代の省エネ改修の建築仕様を融合させた改修住宅。
京都市では現在、エネルギー政策推進のための戦略及びグリーン産業振興ビジョンに基づき、エネルギーを賢く使うスマートシティの推進に取り組んでおり、今回の取り組みはその一環となるもの。


京都市では今後、同改修住宅で省エネルギー効果の検証を進めるとともに、エネルギーを上手に活用・制御する住宅の一つのモデルとして、同改修住宅を、住宅関連業界・事業者等と連携し普及促進を図っていくとしている。
事業主体は、京都市次世代環境配慮型住宅エネルギー実証協議会(大阪ガス株式会社、冨家建築設計事務所、株式会社日新システムズ、株式会社八清、公益財団法人京都高度技術研究所、京都市)。
機器提供協力企業は、株式会社京セラソーラーコーポレーション(太陽光発電システム)、株式会社日新システムズ(HEMS)。
改修住宅の所在地は京都市下京区油小路通五条下る卜味金仏町178番地5。床面積は延べ84.17㎡(1階44.03㎡,2階40.14㎡)。
一般公開・販売の公開期間は平成26年8月30日~平成27年1月30日。
なお、同改修住宅は公開期間終了後、事業趣旨を理解し、居住実証実験への協力等を条件に個人に販売する。