【ニュース】 広島テレビ放送など3社、二葉の里地区国有地を落札、新社屋や複合ビルなどを建設 広島県広島市

2014.05.22
広島テレビ放送株式会社・株式会社エネルギア・コミュニケーションズ・大和ハウス工業株式会社の3社は、5月20日に財務省中国財務局が実施した二葉の里地区国有地の一般競争入札に共同で参加、落札したと発表した。
落札額は62億3,000万円。
二葉の里地区は現在5つの街区で開発が進んでおり、今回3社が落札したのは5街区の西側部分約1万4,800㎡。
今後は3社で土地を分割して所有し、連携・協力しながら開発を進めていくという。


広島テレビは、落札地区の南東の約5,100㎡を所有し、2019年の完成を目指し、新社屋を建設する。
エネコムは北東部分の約3,400㎡を所有し、2016年の竣工予定で事業用ビルを建設。
大和ハウスは南西部分の約6,300㎡に2019年の竣工予定で、複合ビルを建設する。
あわせて、地区の中央には、公開空地として長さ約100mの「二葉の里通り(仮称)」を設け、賑わいと憩いの空間を創出するという。
今回の入札は、企画提案と金額の二段階で行われ、3社は「広島の玄関口にふさわしい街づくり」を提案。
紙屋町・八丁堀など既存の商業地域への影響を考え業務機能を中心とする構成とし、常盤橋若草線の渋滞に配慮、車両出入りを原則北側からのみとしたほか、二葉山の眺望を確保するため、東側に位置する建物は中層にとどめたという。