【ニュース】 西新宿五丁目中央北地区市街地再開発組合など、「西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業」の新築工事に着工、全体工事完了は2017年秋 東京都新宿区

2014.05.13
西新宿五丁目中央北地区市街地再開発組合(東京都新宿区、若村雅司理事長)は5月12日、同組合が推進中の「西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業」で、新築工事の起工式を実施した。
全体工事の完了は2017年秋の予定。
同事業は、新宿駅の西側約1.2㎞圏に位置し、施行区域面積約1.5haの市街地再開発事業。
開発区域内には、マンションとしては日本最高階数となる60階建・総戸数976戸の超高層タワーマンションを中心に、集会施設・事務所・公園などを配置する。
施行者は西新宿五丁目中央北地区市街地再開発組合、参加組合員は三菱地所レジデンス株式会社・相鉄不動産株式会社・丸紅株式会社、特定業務代行者は株式会社フジタ・三菱地所レジデンス株式会社。


同開発区域を含めた西新宿五丁目地区では、複数の再開発事業、防災街区整備事業の構想が検討されており、東京都が取り組む「木密地域不燃化10年プロジェクト」の不燃化特区に指定されている。
同事業では、防火・耐震性能の強化や火災時の緊急車両の往来改善を図るほか、良好な居住環境と利便性を併せ持った地区への発展を目指す。
中心となる超高層タワーマンションには制振装置を採用するほか、地域防災倉庫を設置、敷地内には多くの緑と広場を備えた約1,900㎡の公開空地を整備する。
これらにより、地域のコミュニティ形成や、帰宅困難者の支援などの防災拠点としての機能を備えた施設として、地域にも貢献していくとしている。
なお、マンションの販売スケジュールについては、5月12日に物件専用サイトをオープン、今秋よりモデルルームのオープンを予定しているという。
「西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業」の施行者名は西新宿五丁目中央北地区市街地再開発組合。
施行区域面積は約1.5ha。
敷地面積はA1地区が約7,530㎡、A2地区が約840㎡、A5地区が約980㎡。延床面積はA1地区が約10万3,908㎡、A2地区が約770㎡、A5地区が約817㎡。
構造・規模はA1地区の鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)・地上60階地下2階建など。
主な用途は住宅976戸(事業協力者住戸含む)・店舗・集会施設・事務所・広場・公園など。