【ニュース】 富山ターミナルビル、2022年春開業予定の富山駅前南西街区商業施設の名称を「MAROOT」に決定、ルーツは戦災復興の「まると百貨店」 富山県富山市

2021.03.23
JR西日本グループの富山ターミナルビル株式会社(富山県富山市、水田整社長)は、2022年春開業予定の富山駅前南西街区商業施設(富山県富山市)の名称を「MAROOT(マルート)」に決定した。

暮らしに必要なものを「まるっと」揃え、地域の暮らしの「根底」(=root)を支える役目を担い、「気軽に過ごせる毎日の居場所」を感じることができる商業施設を目指す。
施設のレイアウトや施設デザイン等の詳細、入居店舗の詳細、開業に際しての行事等については、決定次第発表するとしている。

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同駅で駅ビルを運営する同社のルーツは、とやマルシェ(2015年~)、マリエとやま(1985年~)、富山ステーションデパート・とやま駅特選館(1966年~)にあるが、その原点を辿ると、戦災からの復興を機に開業した「まると百貨店」(1952年~)に遡るという。

施設名称の「MAROOT」は、その「まると」に想いを馳せたもの。
また、「私の原点(ma+root)」も意味し、復興とその後の発展を果たした力強い富山の人々へのリスペクトと、これからも富山の人々による富山の人々のための施設であり続けるという決意も込めたとしている。