【ニュース】 やっとかめ文化祭実行委員会、第3回「やっとかめ文化祭」を名古屋市内各所で10月30日より開幕、狂言のストリートライブなど150以上のイベントを実施 愛知県名古屋市

2015.10.21
名古屋市などで構成する「やっとかめ文化祭実行委員会」は、第3回「やっとかめ文化祭」を、名古屋市内各所で10月30日~11月23日の期間開催する。

「やっとかめ文化祭」は、尾張徳川家のもとで優れた伝統文化を育み、
「歴史」と「文化」が息づく都市の名古屋の魅力を一堂に集めた、都市文化の祭典。
「やっとかめ=八十日目」とは、名古屋の言葉で「ひさしぶり」を意味す
る。

期間中は、名古屋のまちじゅうを会場として、狂言のストリートライブ「辻狂言」、都心の真ん中にモダンな茶室が出現する「街茶」、有名料亭での「お座敷ライブ」、まちなかで歴史やカルチャーを体験する「寺子屋」など、150以上のイベントを実施。
さらに、名古屋の芸者衆に伝わる秘技「金のしゃちほこ」を、金鯱が輝く名古屋城で披露するため、一般女性50名が稽古に励んでいるという。
20151021やっとかめ文化祭

オープニングイベントは、狂言、お座敷芸(金のしゃちほこ)など、開幕を祝う賑やかなステージとする。
作家・井沢元彦さん、料亭の若女将ユニットもゲストで出演するという。

「芸どころまちなか披露」では、全国初となる「辻狂言」、作家・井沢元彦さん企画・原案の「ストリート歌舞伎」、都心の真ん中を茶室に変える「街茶」、有名料亭での「お座敷ライブ」など全53事業を実施する。

「芸どころ名古屋舞台」では、名古屋から生まれたノーベル賞にちなんだ「LEDキャンドル能」、江戸川乱歩ゆかりのミステリー演劇など、本格的舞台公演。全5種13公演を実施。

「まちなか寺子屋」では、歴史ある酒蔵、染色工場、寺社、料亭などが
「まちの学校」となり、縄文・古墳・古典芸能・近代建築・映画・ジャズな
ど、全32種39回を実施する。

「歴史まち歩き」では、東海道最大の宿場「熱田・宮宿」や、花街として栄えた「大門」など、地元ガイドと巡るまち歩きを、全40コース48回実施。

「やっとかめぐり」では、期間限定の和菓子が魅力の「和菓子でめぐる尾張名所図会」、全イベントがポイントになる「旅人スタンプラリー」を開催する。

「やっとかめ文化祭 ~芸どころ・旅どころ・なごや~」の開催期間は
2015年10月30日~11月23日、会場は名古屋市内各所。
イベントには、有料参加、事前のチケット購入、参加申込が必要なものもある。

同実行委員会の構成団体は、名古屋市(文化振興室、観光推進室、歴史まちづくり推進室)、公益財団法人名古屋市文化振興事業団、公益財団法人名古屋観光コンベンションビューロー、中日新聞社、名古屋観光ブランド協会、特定非営利活動法人 大ナゴヤ・ユニバーシティー・ネットワーク。