【ニュース】 西武鉄道など、リニューアル計画中の「西武園ゆうえんち」で概要の一部を発表、「商店街じゅうを舞台に巻き起こるライブ・パフォーマンス」と「大型ライド・アトラクション」を展開 埼玉県所沢市

2020.10.29
西武鉄道株式会社(埼玉県所沢市、喜多村樹美男社長)と株式会社西武園ゆうえんち(埼玉県所沢市、藤井拓巳社長)は10月28日、リニューアル計画中の「西武園ゆうえんち」(埼玉県所沢市)について、プロジェクト概要の一部を発表した。

同施設は、株式会社刀(大阪市西区、森岡毅代表)との協業により、「心あたたまる幸福感に包まれる世界」をコンセプトに、
2021年春のグランドオープンに向け、準備を進めている。

今回は、「商店街じゅうを舞台に巻き起こるライブ・パフォーマンス」と、「大型ライド・アトラクション」について発表、他のコンテンツや全容については、今後順次発表するとしている。

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「商店街じゅうを舞台に巻き起こるライブ・パフォーマンス」は、「生きた昭和の熱気」がほとばしる世界に、気づけばゲスト自身が巻き込まれてしまう新たな没入体験を提供するというもの。
1960年代をイメージした「あの頃の日本」の町並みを圧倒的なクオリティで再現、そこで暮らしているかのような人々とのインタラクションを楽しめるとしている。
エントランスには、当時の人々の生活の足として実際に活躍した路面電車を設置(長崎電気軌道株式会社より譲り受ける貴重な車両)。
商店街じゅうが舞台となって、常にライブ・パフォーマンスが繰り広げられるエンターテインメントに満ちた世界を展開、交番のお巡りさんや、八百屋の店主などこの商店街に生きる人々が、予想もつかない驚きと笑顔あふれるハイクオリティなライブ・パフォーマンスで魅了するという。
その他、歩いて楽しい、食べて美味しい、買ってうれしい、西武園ゆうえんちの商店街ならではの楽しみも準備する。

「大型ライド・アトラクション」では、従来の遊園地の常識を大きく超えるスケールとクオリティで、息つく暇もない興奮体験を届けるアトラクションを導入。
CGによる高度なビジュアルを駆使した映像表現・VFXの第一人者で日本を代表する映画監督の山崎貴氏と、徹底した消費者理解に基づくテーマパークの体験設計で実績を誇る株式会社刀のクリエイティブチーム・津野庄一郎氏がコラボレーションにより、実現する。
同アトラクションは、戦後の娯楽の王様と呼ばれた「映画館」をモチーフにした建物の中に導入。
「西武園ゆうえんち」駅(現:遊園地西駅)に到着したゲストが真っ先に目にする小高い丘の上にそびえ立つこの建物は、「生きた昭和の熱気」の世界観に入り込むきっかけになるとともに、新しい「西武園ゆうえんち」の象徴的な建物になる予定だという。