【ニュース】 資生堂、手荒れに配慮した手指消毒液を独自に開発、関係省庁との協議を経て、那須工場で4月17日より生産を開始 群馬県大田原市
2020.04.16
株式会社資生堂(東京都中央区、魚谷雅彦社長)は、化粧品会社が持つ知見・技術・設備を活かし、手荒れに配慮した手指消毒液(指定医薬部外品)を独自に開発、関係省庁との協議を経て、那須工場(栃木県大田原市)で4月17日より生産を開始する。
5月以降は、大阪工場(大阪市東淀川区)・掛川工場(静岡県掛川市)・久喜工場(埼玉県久喜市)でも生産を開始、毎月合計20万本(約10万リットル)の消毒液を、医療機関などを中心に提供するとしている。
また、厚生労働省から承認を受けた手指消毒液の承認情報(処方)は、他の企業にも広く開示するという。
なお同社では現在、日本国外でも消毒液の生産を行っている。
フランスではバル・ド・ロワール工場(オルレアン市)で週に約2万本の消毒液を生産、医療機関へ提供しているほか、アメリカではイーストウィンザー工場(ニュージャージー州)で初回生産8万
5,000本の消毒液を生産、同じく医療機関へ提供しているという。