【ニュース】 鹿児島市、国際交流推進の拠点施設「かごしま国際交流センター」の供用を開始 鹿児島県鹿児島市

2020.04.01
鹿児島市は、国際交流に関する機会を創出し、国際相互理解を促進することにより、同市の国際交流を推進するための拠点施設となる「かごしま国際交流センター」(鹿児島県鹿児島市)の供用を4月1日より開始した。

同施設は、稲盛和夫京セラ名誉会長から「幼少期から大学までを過ごしたふるさと鹿児島のために恩返しをしたいと考え、鹿児島の若者たちが世界に雄飛するよう、海外に開かれた鹿児島、さらなる国際交流の推進に活用していただきたい」という思いとともに寄せられた寄附金を活用し、鹿児島県などと連携して整備したもの。
同市と同県がそれぞれ管理する部分を持つ合築施設で、交流機能と居住機能を備えている。

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このうち同市が管理する交流施設は、200人収容の多目的ホールや調理室、和室などを備え、講演会や外国料理教室、茶道体験、日本語支援教室など、多文化共生の推進に向けた様々な事業を行うほか、諸室は一般の人への貸出も行う。

なお、居住施設(同県が管理)は、外国人留学生や研究者のための施設で、単身者用居室60室のほか、家族用居室などを完備している。

「かごしま国際交流センター」の所在地は鹿児島県鹿児島市加治屋町19-18、交通はJR九州新幹線・鹿児島本線・指宿枕崎線「鹿児島中央」駅東口より徒歩13分、バス停「甲東中学校前」より徒歩1分、鹿児島市電1系統「甲東中前」電停より徒歩1分。
開館時間は 9時~21時(日曜・祝日は17時まで)、休館日は月曜日(祝日の場合は翌平日)・年末年始。