【ニュース】 国際興業など、IoT技術を搭載した高機能バス停「スマートバス停」の実証実験を12月2日より「埼玉大学」バス停で実施 埼玉県さいたま市
2019.11.27
国際興業株式会社(東京都中央区、南正人社長)、西鉄エム・テック株式会社(福岡市中央区、前川義広社長)、株式会社 YE DIGITAL(北九州市八幡西区、遠藤直人社長)の3社は、西鉄エム・テックとYE DIGITALが共同開発した、IoT技術を搭載した高機能バス停「スマートバス停」を導入、「埼玉大学」バス停(さいたま市桜区、志木駅方向)で2019年12月2日~2020年11月30日に実証実験を実施する。
スマートバス停とは、デジタルサイネージや電子ペーパーに、バスの運行時刻表だけでなく、その他の告知文や広告などをリアルタイムに表示できるバス停のこと。
特定の曜日や時間帯の時刻を大きく、わかりやすく表示できるなど、利用者の利便性向上に寄与する機能を備えているほか、遠隔操作により時刻表等の貼り替え作業が不要となるため、働き方改革やペーパーレス化の推進にも効果が期待できるとしている。
今回の実証実験では、将来の本格導入を念頭に、電源の無い場所でも設置できる太陽光発電型のタイプを採用。
利用客にとって「わかりやすいバス停」の実現を目指し、夜間の視認性や、利用客に正確な情報提供ができるかなどについて検証を行う。
西鉄エム・テックとYE DIGITALにとっては首都圏初導入、西鉄グループ以外の福岡県以外での実証実験は今回が3例目となる。
首都圏初となる同実証実験を通じ、利用条件の異なる地域での技術検証を重ねることで、ノウハウを蓄積し、バス事業者の労力軽減に寄与するという。