【ニュース】 東京急行電鉄など、8月より東横線跡地で「渋谷駅南街区プロジェクト」の工事に本格着手、渋谷に高さ180mの超高層ビルが2018年秋誕生 東京都渋谷区

2015.07.22
東京急行電鉄株式会社(東京都渋谷区、野本弘文社長)と東横線隣接街区の権利者は、旧東横線渋谷駅のホームおよび線路跡地とその周辺敷地(東京都渋谷区)で、8月より「渋谷駅南街区プロジェクト」の工事に本格着手する。

同計画は、地上35階建、高さ約180mを有し、高層部には貸床面積約4万5,000㎡のハイグレードオフィス、中層部には株式会社東急ホテルズ(出店予定者)による約180室のホテル、低層部には飲食店を主とした商業施設、情報発信機能を備えたホールなどを配置するというもの。
育成・創造・交流・発信を加速させる環境を創出することで、クリエイティブワーカーの聖地を目指す。
20150722東京急行電鉄

合わせて、国道246号を跨ぐ旧東横線の高架線路を活かした歩行者デッキや、地下2階から地上2階にわたる立体広場空間(アーバンコア)などを整備。
東急線・東京メトロ線・JR線の各線と接続することで、国道246号で分断された渋谷の街を繋ぎ、新しい人の流れを創出するとしている。

さらに、東京都および渋谷区などとの連携により渋谷川の清流復活水を活用した「壁泉」による潤いのある水辺空間や、約600mにわたる緑の遊歩道整備など、代官山方面へと街の賑わいを繋げる緑と水のネットワークを形成するという。

渋谷駅南街区プロジェクトの計画地は東京都渋谷区渋谷三丁目21番外。
延床面積は約11万6,300㎡。
階数は地上35階・地下4階、高さ約180m。
用途は、事務所、店舗、ホテル、ホール、駐車場等。
予定工期は2015年8月~2018年夏、開業予定は2018年秋。