【ニュース】 京浜急行バス、民間事業者としては初めて、トヨタ自動車の燃料電池バス「SORA」を導入、2019年春よりお台場地区で運行開始予定 東京都大田区
2018.09.07
京浜急行バス株式会社(東京都港区、平位武社長)は、民間事業者としては初めて、トヨタ自動車株式会社(愛知県豊田市、豊田章男社長)の燃料電池バス「SORA」を導入、2019年春(予定)よりお台場地区で運行を開始する。
京浜急行バスではこれまでにも、ハイブリッドバスや平成28年排出ガス規制対応車といった環境負荷の低いバスの導入を行ってきた。
今回度導入する「SORA」は、水素と空気中の酸素の化学反応で発電した電気を動力とするため、走行時に二酸化炭素や環境負荷物質を排出しない優れた環境性能を有している。
また「SORA」は、環境性能面以外でも、ユニバーサルデザインを導入しているほか、停車時のバス周囲に歩行者・自転車がいる場合、運転手に音と画像で知らせる「視界支援カメラシステム」、車内での転倒事故の要因になる急加速を抑制する加速制御機能などを搭載、環境と人に優しいバスだという。
なお京浜急行バスでは、初導入となる燃料電池バスについて、実際の路線バスでの運用を通じ、性能や利便性を検証し、2台目以降の導入を検討するとしている。
燃料電池バス「SORA」の導入台数は1台。
導入時期は2019年春頃の予定。
導入する営業所は京浜急行バス大森営業所(東京都大田区)。
運行路線 は船の科学館線(予定)。