【ニュース】 近鉄リテーリングと近畿日本鉄道、大阪難波駅の駅ナカ商業施設とトイレをリニューアル、「食」のエンターテイメントゾーンを創造 大阪府大阪市

2018.07.20
株式会社近鉄リテーリング(大阪市天王寺区、芳野彰夫社長)と近畿日本鉄道株式会社(大阪市天王寺区、和田林道宜社長)は、大阪難波駅(大阪市中央区)で、駅ナカ商業施設「Time’s Place 難波」と駅施設(旅客トイレ)をリニューアルする。
伊勢志摩など近鉄沿線への旅の出発点であるとともに、観光需要が高まる大阪「ミナミ」の玄関口となっている駅のターミナル駅としての機能向上を図るのが狙い。

同駅は、相互直通運転を行う阪神電鉄との共同使用駅で、南海電鉄・大阪メトロ・JR西日本との乗換駅となる、近鉄屈指のターミナル駅。
2018年7月より工事を開始し、駅施設(トイレ)は2019年1月末に、商業施設は2019年7月までに順次オープンする予定。

駅ナカ商業施設「Time’s Place 難波」は、2009年2月に開業し、現在、飲食や物販など18店舗で営業している。
今回のリニューアルでは、飲食店舗を中心とした9店舗の新規出店に加え、既存店舗もリニューアルし、24店舗となる予定。
「ごちぶらナンバ」をコンセプトに、1人でもぶらりと気軽に立ち寄って楽しめる、食いだおれの街「ミナミ」ならではの「食」のエンターテイメントゾーンを創造。
スタンディングやカウンター形式を中心に、ビアバル・寿司・洋食などを多彩に取り揃えるという。
店舗面積は約220㎡増床し、約533㎡となる。

駅施設(旅客トイレ)では、現状東西の2カ所にあるトイレを中央の1カ所に移転・統合。
ベビーカーやキャリーバックを利用する場合でも使いやすい広々とした通路・ブース・パウダーコーナーなどを設置する。