2018.07.03
三井不動産株式会社（東京都中央区、菰田正信社長）は、「日本橋髙島屋三井ビルディング」（東京都中央区）を6月30日に竣工、7月2日に竣工式を実施した。

同社は、日本橋二丁目地区市街地再開発組合の一員として、重要文化財髙島屋日本橋店を含む一帯街区で「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」を推進しており、今回竣工した同ビルは、同社がオフィス賃貸事業を行うもの。

同ビルは、地上32階地下5階、延床面積約14万8,000㎡のオフィス・商業施設などで構成される大規模複合施設。
低層部では、日本橋髙島屋S.C.新館（専門店）や、「山本山」「美國屋」が9月25日にオープンする。

また、3街区一体で整備される基壇部屋上には、都内最大級の約
6,000㎡の屋上庭園を整備。
日本橋髙島屋三井ビルディングと現在の髙島屋日本橋店との間の区道は歩行者専用道路になり、道路上空には「大屋根」が設置され、新たな日本橋の象徴となる「日本橋ガレリア」が誕生するという。

なお同ビルは、オフィスを「働く場」としてだけでなく、「充実したビジネスライフ実現の場」であると考え、テナント企業向け会員制施設・サービス「mot. 三井のオフィス for Tomorrow / Mitsui Office for Tomorrow」を今秋から提供する予定。