【ニュース】 JR東日本、ベンチャー企業への出資と協業推進を行う新会社を2月下旬に設立、オープンイノベーションによる共創活動を加速 東京都渋谷区

2018.02.07
東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、冨田哲郎社長)は、ベンチャー企業への出資と協業推進を行う新会社「JR東日本スタートアップ株式会社」を2月下旬(予定)に設立する。
オープンイノベーションによる共創活動を加速するのが狙い。

同社は2017年4月より、「JR東日本スタートアッププログラム」を通じ、ベンチャー企業等との共創活動を推進してきた。
今後は、この活動をさらに積極化し、スピードアップを図る。

出資する事業領域は、小売・飲食・交通・観光・インバウンド・物流・IoT・AI・決済や地域活性化に資する事業などで、同社グループとの事業シナジーを見込める領域。

特に、「人・モノ・情報をタイムリーに結び付け、利便性を高めるサービスの創出」「出発地から目的地までをスムーズにつなぐ快適な移動の創造」「より安心・安全な輸送、サービス向上に資する技術革新」「魅力あるサービスの提供を通じ、国内外の多様な人々が集い楽しめる場としての駅づくり」「地域の雇用・移住・観光の促進」「環境負荷の少ないエネルギーや安全で安定した食糧の供給など社会的課題の解決」 といったテーマを想定しているという。

JR東日本スタートアップ株式会社の所在地は東京都渋谷区(東日本旅客鉄道株式会社本社内)。
代表者は柴田裕社長。
株主は東日本旅客鉄道株式会社(100%)。
設立は2018年2月下旬(予定)、資本金は4億9,500万円、出資枠は50億円。