2017.11.13
東京急行電鉄株式会社は（東京都渋谷区、野本弘文社長）、東横線「日吉」駅～「綱島」駅間の高架下（横浜市港北区）で、横浜市認可保育所「綱島こども園（仮称）」を2018年4月1日に新設する。

同物件は、同社では3件目となる駅高架下保育所。
木造1階建てのため、熱を伝えにくく、吸音性・調湿性にも優れ、光を柔らかくする効果もあるなど、快適な室内環境が魅力だという。
運営は、関東で100を超える保育所を運営するこどもの森グループが行う。

今回開設する同保育所は、横浜市の「横浜市鉄道事業者活用型保育所等整備費補助事業」を活用したもの。
補助事業として開設される初めての保育所となる。

東横線「綱島」駅は都心方面、横浜方面へのアクセスに優れ、1日当たりの乗降人員が10万人を超える子育て世帯にも人気のエリア。
さらに2022年度に開通予定の相鉄・東急直通線の新駅開設など、さらなる利便性の向上が見込まれることもあり、横浜市における認可保育所の「重点整備地域」「整備が必要な地域」に指定されてる。

同社はこれまでにも、子育てしやすい環境作りに積極的に取り組んでおり、東急沿線の同社所有地や駅直結商業施設内等で既に22園の保育所が入居。
今後も東急線沿線の高架下などの未活用土地も積極的に有効活用し、保育ニーズの高い地域に保育施設の展開を進めていくとしている。

「綱島こども園（仮称）」の所在地は横浜市港北区綱島東4丁目3、交通は東横線「綱島」駅より徒歩約9分。
敷地面積は499.46㎡、建物面積は345.42㎡。
構造・規模は木造1階建。
定員は60人。
開設時期は2018年4月1日。
営業時間は7時～20時、対象年齢は0歳児～5歳児。