【ニュース】 野村不動産など、高齢者住宅の新ブランド「OUKAS」の第1弾となる「オウカス船橋」を開業、施設を地域に一部開放しコミュニティ形成に寄与 千葉県船橋市
2017.10.26
野村不動産株式会社(東京都新宿区、宮嶋誠一社長)と野村不動産ウェルネス株式会社(東京都新宿区、関敏昭社長)は10月25日、在宅・自立生活を支援する高齢者住宅の新ブランド「OUKAS(オウカス)」の第1弾となる「オウカス船橋」(サービス付き高齢者向け住宅、千葉県船橋市)を開業した。
「オウカス船橋」は、分譲マンション「プラウド船橋(約1,500戸)」や大型ショッピングセンター、病院・子育て支援施設などを有する「ふなばし森のシティ」(野村不動産と三菱商事との共同事業)の近接地に位置する。
「ふなばし森のシティ」では、2014年7月の竣工以来、積極的にコミュニティ形成が行われてきたが、街づくり・地域活動に参加する多くのシニア層からは、「高齢者が集う場所が少ない」「病院や健康・趣味等の相談・情報共有の場が少ない」等の声が挙がっていた。
今回開業した「オウカス船橋」は、街に不足している高齢者向けの施設・サービス機能を新たに組み込み、施設を地域に一部開放することでコミュニティ形成に寄与し、街の魅力をさらに高めることに貢献するとしている。
なお同事業は、こうしたコンセプトが評価され、国交省のスマートウェルネス住宅等推進モデル事業にも選定されているという。
同物件は、東武野田線「新船橋」駅より徒歩5分の交通・生活利便性の高い立地。
建物には、野村不動産の住宅作りのノウハウを結集した。
サービス面では、「健康維持・増進」サービスと24時間見守りシステムを採用。
健康増進・予防・介護・医療サービスを利用できる、一体的な地域包括ケアシステムの「拠点型サービス付き高齢者向け住宅」としている。
「オウカス船橋」の所在地は千葉県船橋市北本町1丁目16番56、交通は東武野田線「新船橋」駅より徒歩5分、東葉高速鉄道「東海神」駅より徒歩7分、JR総武線「船橋」駅より徒歩15分。
類型はサービス付き高齢者向け住宅(バリアフリー構造で、入居者の安否確認や生活相談サービスの提供などを行うことが定められている賃貸住宅)。
敷地面積は4,632.58㎡、延床面積は7,669.91㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・6階建。
総戸数は125戸。
専有面積は19~26㎡(1人入居、58戸)・37~50㎡(2人入居可、67戸)。
共用部は、ダイニング、ゲストダイニング、大浴場、フィットネススタジオ、コミュニティカフェ、ゲストルーム、カラオケ・シアタールーム、ライブラリー&ラウンジ、コンシェルジュデスク、多目的室等。