【ニュース】 丹青社、博物館・美術館で使用される音声ガイドシステムを観光地で導入、川越蔵造りの町並み「音声ガイドツアー」の実証実験を開始 埼玉県川越市

2017.10.18
商業・文化施設などの空間づくりを手掛ける株式会社丹青社(東京都港区、高橋貴志社長)は、川越市産業観光部観光課・川越商工会議所・公益社団法人小江戸川越観光協会などの協力のもと、観光アプリ「川越蔵造りの町並み『音声ガイドツアー』」の実証実験を
10月19日~2018年1月28日に実施する。

同サービスは、現地の観光スポットにあるサービス拠点で同サービスの観光アプリをダウンロードすると、博物館で音声ガイダンスを使うように、「蔵造りの町並み」と「大正浪漫夢通り」ゾーンにある30余りの建造物などの解説を、町並みの中で聞くことができるというもの。
地域の文化資源と博物館や学芸員がもつ知識を活用し、文化財の背景やストーリーを伝えることで、人と地域の文化をつなげ、全国の観光地活性化を目指す。
20171018丹青社

同サービスは、文化施設事業で業界No.1のシェアを誇る株式会社丹青社と、歌舞伎座や文楽等の伝統芸能の舞台を中心に音声ガイド事業を展開する株式会社イヤホンガイドによる共同事業。
今回の実証実験では、文化の魅力を掘りおこし伝える丹青社のノウハウと、文化や歴史をわかりやすく翻訳するイヤホンガイドのノウハウを、町の観光事業に活かす試みを行う。

今後は、同サービスを日本全国に広げ、博物館・美術館およびその学芸員の知識に裏付けされた、より深く、より幅広い情報による、質が高く豊かな観光体験の提供を目指す。

「川越蔵造りの町並み『音声ガイドツアー』」実証実験の実施期間は2017年10月19日~2018年1月28日の木・金・土・日曜、祝日。
受付は埼玉県川越市幸町4-1 埼玉りそな銀行 川越支店 ポケットパーク内(川越駅・本川越駅より東武バス若02・川越01・02・03系統「一番街」バス停下車すぐ)。
対応言語は日本語・英語。
料金は500円。
協力は川越市産業観光部観光課、川越商工会議所、小江戸川越観光協会、川越一番街商業協同組合、川越菓子屋横丁会、仲町商店街、大正浪漫夢通り商店街振興組合、埼玉りそな銀行川越支店。