2017.05.26
相鉄グループの株式会社相鉄ホテル開発（横浜市西区、吉田修社長）と相鉄イン株式会社（横浜市西区、吉田修社長）は、新たなタイプのホテルを立ち上げ、2018年10月に1号店を京都市中京区に初出店する。
新タイプのホテルは、現在、宿泊特化型ホテルのミドルクラスとして展開している「相鉄フレッサイン」よりも低価格に設定したもの。

今回初出店する新タイプのホテルは、個室型タイプの「個室簡易型ホテル」として、コストパフォーマンスに優れた宿泊特化型ホテル。
相鉄ホテル開発が土地を所有者より借り受けて建物を建設し、相鉄インが運営する。
メインコンセプトを、シンプル・スマート・セーフティ（安全･安心）とし、ICT（情報通信技術）を活用したホテル運営を目指す。
増加の著しい訪日外国人客や国内レジャー客など多様化する需要に応えると共に、セキュリティと遮音性の確保や女性専用フロアの設置等、女性客にも安心して利用出来るホテルとする。


1号店となる同ホテルは、京都市営地下鉄烏丸線「四条」駅より徒歩5分、阪急京都線「烏丸」駅より徒歩2分に立地。
徒歩圏に京都最大のショッピングゾーンがある他、名所旧跡へのアクセスにも優れているという。
客室数は150室（予定）。
利用客からの要望が多いツインルームをはじめ、シングルルームや4ベッドルーム等も用意し、多様な構成とする。
室内には、携帯電話やスマートフォンに連動したキーシステムや、訪日外国人客向けに多言語対応端末、シャワーブースやランドリーの混雑状況を客室にいながら確認できるシステム等を導入する予定。

相鉄グループでは、運輸・流通・不動産に続く第4の柱としてホテル事業を積極的に展開。
株式会社サンルート（横浜市西区、吉田修社長）の直営店17店舗と相鉄インの直営店（開業予定も含む）27店舗に今回の店舗を合わせると45店舗となる。
今後も、相鉄グループの成長戦略の重要な柱として、検討中の海外への出店も含めて国内外で100店舗を視野に、2019年度までに50店舗超のホテル運営を目指す。

「個室簡易型ホテル」のブランド名は未定（決定次第発表）。
客室規模は100室～150室。
客室面積は4.5㎡～13㎡程度。
特徴は、自動チェックイン・チェックアウト精算機・携帯電話やスマートフォンに連動したキーシステム・コミュニケーションラウンジ・フロント横に大型セルフクローク・多目的自動販売機（アメニティ等）・共用男女別シャワー・男女別トイレ・女性専用フロア・訪日外国人客向けの多言語対応端末・シャワーブースやランドリーの混雑状況を客室で確認できるシステム。
対象ターゲットは、ローコスト志向の訪日外国人、カップル・ファミリー層、10代後半～30代の国内レジャー カップル・ファミリー層・20代前半～30代のビジネス層。
重点出店エリアは、東京・大阪・京都などのマーケット需要の強いエリア。

1号店の店舗名は未定。
所在地は京都市中京区、交通は京都市営地下鉄「四条」駅より徒歩5分、阪急京都線「烏丸」駅より徒歩2分。
賃借面積は613.67㎡、延床面積は1,952.84㎡。
建物は鉄骨造・地上6階建。
客室数は150室、客室面積は5㎡～13㎡。
開業予定日は2018年10月。
運営会社は相鉄イン株式会社。