【ニュース】 東武鉄道、越谷駅舎を6月30日にリニューアル、葛生駅のホーム上の屋根の柱に使用されていた古材を再利用 埼玉県越谷市
2026.05.28
東武鉄道株式会社(東京都墨田区、都筑豊社長)は、東武スカイツリーライン「越谷」駅(埼玉県越谷市)の駅舎を2026年6月30日にリニューアルする。
同駅では、2022年より段階的にリニューアルを進めてきた。
今回は、同駅高架下の商業施設「EQUIA(エキア)越谷」第Ⅲ期エリアのオープンに合わせ、コンコースのリニューアルを実施する。
改札内コンコース柱の仕上げには、佐野線「葛生」駅(栃木県佐野市)のホーム上の屋根の柱に使用されていた木材(古材)を再利用するとともに、かつて越谷市の風景を彩った藍染め技術「籠染め」で使用されていた染めの型を再利用した「籠染灯籠」を組み合わせ、地域色を活かした空間を創出。
駅施設での木の古材利用は、同社では初めての取り組みとなる。

リニューアルにあたっては、階段の2段手すり化等のバリアフリー化や内外装改修の他、改札内コンコース柱の仕上げに「葛生駅で使われていた木材」「籠染灯籠」を採用。
いずれも元々の役割を終えた材を廃棄せずアップサイクルすることで、環境負荷低減につながり、人々の記憶と歴史も継承するという。
古材の利用については、古材日和グループ(代表:塚田木材株式会社)の協力のもと、2025年度に実施した佐野線「葛生」駅のホーム屋根改修時に発生した木材を再利用。
解体時に1本ずつ丁寧に取り外した柱材を、短冊状に切り分け、表明を丁寧に仕上げることで、越谷駅の柱に取り付ける仕上げ材(タイル状の木材)として活用する。
なお、今回の改修では、葛生駅で回収した材の約40%を活用、その他の古材についても、引き続き活用方法を検討するという。
越谷駅では、2023年に実施したトイレのリニューアルで、地元企業のハナブサデザインと中野形染工場の協力のもと、籠染めの浴衣生地や籠染灯籠を取り入れ、地域文化を活かした駅づくりを進めてきた。
今回のリニューアルでも、引き続き籠染灯籠を活用し、葛生駅の古材を用いた柱仕上げと組み合わせることで、統一感のある駅空間を形成するという。













