【ニュース】 JR西日本と佐川急便、「顧客体験価値の共創」に関する連携協定を締結 大阪府大阪市

2026.05.28
西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、倉坂昇治社長)と佐川急便株式会社(京都市南区、笹森公彰社長)は2026年5月27日、「顧客体験価値の共創」に関する連携協定を締結した。

両社は、同協定の取組みを「モビリティとロジスティクスの共創エコシステム」と位置づけ、各々の強みを生かした取り組みを進めることで、2つの価値提供「顧客体験価値の向上」と「交流人口の拡大」に挑戦する。

モビリティとロジスティクスサービスのシームレスな連携による「顧客体験価値の向上」では、JR西日本の鉄道予約システムと、佐川急便の物流配送システムを連携することで、モビリティとロジスティクスのシームレスな提供を目指す。
具体的には、2030年代を目途に、両社のシステムを連携、移動に関連した多様なサービスと共に、両社のモビリティ・ロジスティクスサービス提供を目指す。
また、2028年を目途に、佐川急便の物流オペレーションシステムとの連携を通じ、JR西日本グループが提供する様々な荷物に関するサービスの統合による、効率化と利便性の向上を目指すとしている。

観光に付随する手荷物の課題解決によるインバウンドを中心とした「交流人口の拡大」では、オーバーツーリズムが社会問題となる中、両社の強みとアセット、システムをかけ合わせることで、新幹線による高速な広域配送と、物流トラックによるきめ細やかな地域内配送を組み合わせた手荷物配送サービスの提供を目指す。
具体的には、旅行前(旅マエ)で人の移動と荷物配送をセットで予約・決済でき、駅や空港、ホテルで預けた荷物を、目的地の駅やホテルで当日に受け取ることができるサービスの提供を目指すとしている。
その第一歩として、2026年6月より、京都・大阪~広島・博多間で、手荷物即日配送サービスの実証実験をJR西日本とジェイアール西日本マルニックス、佐川急便の3社で実施するという。