【ニュース】 沖縄県国頭漁業協同組合など7者、独自の冷却技術と新梱包材を活用した航空輸送で「高鮮度輸送プロジェクト」を始動 沖縄県国頭村
2026.03.02
沖縄県国頭漁業協同組合、株式会社フーディソン、高砂熱学工業株式会社、日本航空株式会社、YKK株式会社、沖縄県漁業協同組合連合会、公益財団法人函館地域産業振興財団(北海道立工業技術センター)の7者は、「高鮮度輸送プロジェクト」を始動する。
同プロジェクトは、独自の冷却技術と新梱包材を活用した航空輸送を組み合わせ、魚の鮮度を科学的に評価する「K値資料」の考えに基づき、国頭漁協で獲れた鮮魚を届けるというもの。
業界の垣根を越えた7者が連携し、産地でしか味わえない獲れたての美味しさを国内の遠隔地や海外へ配送する。
また、その品質に見合う適正な価格で取り引きされる流通網を確立することで、水産業の新たな価値を創造し、持続的な発展を推進するとしている。

7者は、2025年12月より国頭漁協で獲れた魚を国内外へ試験輸送し、品質と輸送安全性、適正な取引価格に関する検証を重ねてきた。
引き続き海外輸送を中心に検証を重ね、より多くの消費者へ配送する仕組みを構築するとしている。
産地では、漁協が作成した「高品質鮮魚マニュアル」に従い、漁師と漁協が一体となり、鮮度処理(「漁師による漁獲後の鮮度処理」と「市場へ水揚げ後に漁協職員による高鮮度維持管理」)を徹底する。
また、通常の氷と異なり、直径0.05mmと滑らかなシャーベットで、魚体を傷付けず、隅々まで隙間なく包み込むことで急速かつ均一に冷却。
この技術を活用することで、従来の氷では難しかった時間経過による鮮度劣化を抑制し、獲れたての鮮度を維持するとしている。
合わせて、防水ファスナーを採用した新梱包材を開発し、航空輸送での安全性や温度管理などの検証を実施。
水漏れを防ぐ設計としたことで、一般貨物との混載が可能になり、限られた貨物スペースにより多くの貨物を効率的に搭載、スピーディーで適正な価格で高鮮度な魚を国内外へ届ける仕組みを構築したという。













