【ニュース】 大和物流、既存の鹿児島営業所を移転・拡張した物流施設「鹿児島物流センター」を竣工、稼働を開始 鹿児島県霧島市
2025.06.03
大和ハウスグループの大和物流株式会社(大阪市西区、杉山克博社長)は、2024年4月から開発を進めていた物流施設「鹿児島物流センター」(鹿児島県霧島市)を竣工、2025年6月1日より稼働を開始した。
同社によると、九州地域では、製造業・非製造業ともに設備投資が高水準で推移する一方、物流施設への投資は都市部に偏っており、特に地方では供給不足が続いているという。
こうした中、同社は今回、既存の鹿児島営業所を移転・拡張し、「鹿児島物流センター」として開設することで、荷物の保管・積替え機能を強化、南九州エリアでの地域物流のハブ拠点を目指す。
同センターは、九州自動車道「溝辺鹿児島空港」ICより約950mの立地。
近隣の鹿児島空港には、県内外の主要都市と結ぶ貨物ターミナルが整備されており、国内外への流通拠点としても高い利便性を備えているという。
センター内では、保管する商品の特性に応じた対応ができるよう、高床式と低床式の2種類のバースを完備。
荷物用エレベーター3基と垂直搬送機2基の縦搬送設備を備え、柔軟かつ効率的な物流オペレーションを実現できるとしている。
なお同社では、霧島市との立地協定に基づき、同センターでは新たに従業員を雇用。
今後も取り扱い貨物量の増加に応じ増員を予定しており、継続的な雇用機会の創出を図るという。
大和物流株式会社「鹿児島物流センター」の所在地は鹿児島県霧島市溝辺町麓321-10、交通は九州自動車道「溝辺鹿児島空港」ICより約950m。
敷地面積は1万8,972.31㎡、延床面積は1万9,074.00㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上2階建て。