【ニュース】 三井不動産とENEOS不動産、スマートエネルギー倉庫「三井不動産ロジスティクスパーク横浜新子安」を竣工、約6,000㎡の緑地も整備 神奈川県横浜市

2025.03.04
三井不動産株式会社(東京都中央区、植田俊社長)とENEOS不動産株式会社(横浜市中区、丹羽逸夫社長)は2025年2月28日、物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク横浜新子安」(横浜市)を竣工した。

同施設は、首都高速神奈川1号横羽線・5号大黒線・7号横浜北線の生麦ランプ入口に近接した、都心への配送や広域配送に適した立地。
太陽光発電と大型蓄電池を組み合わせた「スマートエネルギー倉庫」として開発、マイクログリッドコントローラー「COORDY」により、各種電源を最適制御し、太陽光の余剰電力を有効活用しカーボンニュートラルに寄与するとしている。
最高ランクの「ZEB」認証とDBJ Green Building認証5つ星を取得予定だという。

03041100

建物には、水辺を意識した視認性の高い外壁デザインを採用。
敷地南西側には運河に面した緑地を整備し、自然とのつながりを感じられる空間を提供する。

エントランスには、アーティスト・小川剛氏の作品を展示。
アクリル板や特殊フィルム等の素材による光の屈折を応用、未来を切り開く希望と意志の持続を願った作品だという。

また、施設従業員が海面の光と海風を感じ、リフレッシュできるよう、敷地南西側の運河に面した部分に、約6,000㎡の緑地を整備。
「波紋の広場」と名付け、潮風に強いシンボルツリーのシマサルスベリの木を中心に、低木と芝で波紋を表現した。

「三井不動産ロジスティクスパーク横浜新子安」の所在地は横浜市鶴見区生麦1丁目18番。
敷地面積は6万189.44㎡、延床面積は13万6,717.67㎡。
規模・構造はS造、5階建てダブルランプ。