2024.07.11
東急不動産株式会社（東京都渋谷区、星野浩明社長）は全国各地に展開している物流施設「LOGI’Q（ロジック）」シリーズで、新規施設「LOGI’Q 蓮田」（埼玉県蓮田市）の地鎮祭を2024年6月27日に実施、7月10日に本着工した。
竣工は2026年1月の予定。

同物件は、同社と伊藤忠商事株式会社（東京都港区、石井敬太社長）、伊藤忠都市開発株式会社（東京都港区、松典男社長）の3社で共同開発を進める次世代物流施設。
圏央道「白岡菖蒲」I.Cより約1.7km、東北自動車道「久喜」I.Cより約5.9kmに位置し、首都圏だけでなく関東一円をカバー可能なロケーションで、中広域配送に適しているという。

同物件の建物は、最大6テナントの入居が可能な、延床面積約3万坪の大型マルチテナント型施設として計画。
内装には蓮田市の豊かな自然からインスパイアを受けたデザインを取り入れ、館内で働く人がより居心地がよく、快適に業務に取り組めるよう配慮した施設計画とした。

BCP対策では、1階倉庫の床レベルを内水氾濫浸水レベル以上として設定、入居企業の荷物と従業員の安全を確保する計画としたほか、防災備蓄庫、非常用発電機の設置も計画。
屋上には太陽光パネルを設置する計画とし、施設の使用電力として自家消費することで、テナントの環境経営を支援するという。

「LOGI’Q 蓮田」の所在地は埼玉県蓮田市大字根金字後塚907他。
敷地面積は1万4,183坪、延床面積は2万9,757坪。
建物・構造はS造・4階建（倉庫部分3フロア）。
トラックバースは116台。
駐車場は普通自動車174台（EV急速充電器6台設置）・トラック待機場14台
駐輪場は39台。
着工は2024年7月10日、竣工は2026年1月20日（予定）。