2024.04.11
東日本旅客鉄道株式会社（東京都渋谷区、喜㔟陽一社長）はJR東日本グループとともに、地域づくりを進める地域の個人・団体を表彰し、その取り組みを広く発信することで、東日本エリアの地域共創を促進することを目的に「JR東日本 地域共創アワード」を創設
、選考の結果、第1回の最優秀賞・優秀賞を決定した。

表彰対象は、JR東日本グループと連携し、持続可能な地域づくりに向けた取り組みを行った地域の個人・団体。
表彰内容は最優秀賞と優秀賞。
なお、同アワードの最優秀賞については、JR東日本グループの宣伝媒体を通じ広く紹介していくとともに、最優秀賞・優秀賞の取り組み詳細や表彰式当日の様子等は、「JR東日本グループの地域共創HP」で公開する予定としている。

最優秀賞は、「持続可能なりんご産業発展に向けた取り組み」（青森県弘前市）。
弘前市の基幹産業となっている「りんご」は、高齢化や担い手の減少により、労働力の不足が大きな課題となっているという。
同取り組みでは、将来にわたって持続可能な産業とするため、様々なイノベーション戦略に取り組む中、1日農業バイトアプリ「daywork」を活用し、人手のピークとなるりんごの収穫期にJR東日本の社員が副業やボランティアで農作業を支援、労働力を確保する取り組みを実現したとしている。
また、弘前駅展示スペースを活用、市内販売事業者のりんご商品や、りんご産業に関わるSDGsの取り組みも幅広く発信しているという。

優秀賞は、Stella・一般社団法人Sail on Japan（秋田県横手市）の「地元高校生の新たなチャレンジ！横手駅に高校生ジェラート店『Stella』がオープン！」、「知られざる新幹線の魅力を体験！利府町×新幹線総合車両センター特別公開ツアー」（宮城県利府町）
、「地域（自治体）と連携した伴走型の海外事業モデル」（山形県高畠町）、一般社団法人Reborn-Art Festival（宮城県石巻市）の「JR石巻駅構内への『Reborn-Art STAND』出店」。