【ニュース】 JR東日本など、「JR青森駅東口ビル」を2024年春以降段階的に開業、商業施設やホテル、美術展示館や情報発信拠点などで構成 青森県青森市

2023.10.11
東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、深澤祐二社長)は、旧青森駅東口駅舎跡地(青森県青森市)を活用し工事を進めていた
「JR青森駅東口ビル」を、2024年春以降、段階的に開業する。
JR東日本・青森市(西秀記市長)・青森県(宮下宗一郎市長)・青森商工会議所(青森県青森市、倉橋純造会頭)の4者は、連携し、同駅周辺の賑わいづくりに取り組んでおり、同ビルの建設もその一環。

同ビルでは、2024年春に株式会社JR東日本青森商業開発(青森県青森市、紺野洋紀社長)が運営する商業施設「&LOVINA(アンドラビナ)」と青森市が設置する「青森市民美術展示館」、青森県が設置する「(仮称)青森の縄文遺跡群情報発信拠点施設」がオープンする。
2024年夏には、一般社団法人慈恵会(青森県青森市、丹野智宙理事長)・株式会社城ヶ倉観光(青森県青森市、宮本健四郎代表)が運営するウエルネスをテーマとしたホテル「ReLabo(リラボ)」がオープンし、全体開業となる予定。

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「JR青森駅東口ビル」の完成時期は2024年春。
建築面積は約3,200㎡、延床面積は約1万7,800㎡。
各階構成は1~3階が商業施設「&LOVINA」、4階が行政施設「青森市民美術展示館」「(仮称)青森の縄文遺跡群情報発信拠点施設」、4~10階がウエルネスホテル「ReLabo」。
商業施設「&LOVINA」3階は、青森駅改札外コンコース直結。

商業施設「&LOVINA」のオープン時期は2024年春。
延床面積は約8,090㎡、売場面積は約4,300㎡。

ウエルネスホテル「ReLabo」のオープン時期は2024年夏。
面積は約7,000㎡(バックヤード等含む)。
客室数は130室。
各種検査と医師や保健師によるウエルネスカウンセリング、身体的パフォーマンスを高めるための各種プログラム、ヨガ・温泉・メディケーション・スパ・食事を組み合わせたウエルネスストリートメントプログラムなどで地域包括ケアの実現を目指す。

「青森市民美術展示館」のオープン時期は2024年春。
面積は約562㎡(このうち県・市共同専有部面積約84㎡)。
市民自らの作品展や各種の展覧会、市の事業による特別展など美術作品の展示・鑑賞の機会を提供する。

「(仮称)青森の縄文遺跡群情報発信拠点施設」のオープン時期は2024年春。
面積は約517㎡(このうち県・市共同専有部面積約84㎡)。
青森県に所在する世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の8つの構成資産(遺跡)へ実際に足を運び、縄文遺跡群の価値や魅力を知ってもらうための情報発信を行う。